真夏のシンガポールに戻ってきましたが、まだ桜の余韻に写真を見ながら浸っております。
この桜、近所の公園の桜並木なのですが、本当に素敵で、思わずため息。
丁度、満開。
そして、天気もとても良い日に、家族で朝食ピクニックに出かけることができました。
幸せな時間でした。
さてさて、「ちょっと待ってて。」
この言葉、子供に掛けたことはありますか?
ギクっとした方。
ご心配なく。笑
忙しく、料理なんかしていると、よく言う言葉かと思います。
待っててもらうのも、社会勉強のうち。
だからいいんです。
でもでも、子供のことを、あなたは待つことはできていますか?
「絵本を本棚にしまおうね。」
こう、子供に伝えたとして、30秒も待たないうちに、手伝っていたり、「まだ?」なんて急かしてみたり。
私は、子供のことを5分間、待つことができる。
という方、どれくらいいるでしょう。
日々の生活の中で、振り返る時間があったら、自分がどれだけ子供のことを待てているか、考えてみてください。
1分待つのも、結構意識しないと難しいと思うんです。
では、なぜ、子供を「待つ」時間、大切だと思いますか?
- 子どもに自ら考える時間を与えることができる
- 子どもが自ら判断し、行動する時間を与えることができる
つまり、子どもの自主性を育てるのに、欠かせない時間だからです。
子どもは・・・
- 思っている以上に、色々なことを理解しているんです。
- 思っている以上に、自ら挑戦する力を備えているんです。
- 思っている以上に、「よし、やろう。」って思ってるんです。
でもね、その挑戦する力。
待ってあげないと、発揮できない。
「よし、やろう。」という態度
待ってあげないと、見ることができない。
子どもは自分で、できるのに
待ってあげないと、やるチャンスを奪ってしまう。
だから、何も言わずに、じっと待つ。
他のことをしていてもいいから、じっと待つ。
まずは、1分。
そして、5分。
待ってみてください。
「なんだ、できるんじゃん。」
「え、本当は自分でできたの?」
そんな新しい発見ができると思います。
ちなみに、私は、娘が自らお風呂にいくまで、待ちます。
「お風呂の時間だよー。」と言って、私は先にお風呂の脱衣所へ。
娘は、本を読んだりしてるのですが、3分くらい待つと、トコトコやってきます。
ここで、待たずに急かすと、「お風呂、まだ行きたくない。」となってしまうんです。
娘が自ら、「よし、お風呂行こう。」と思ったタイミングで来る。
あまりに待つ時間が長いと、こちらの都合もあるので、5分は待ってあげよう。
そう自分に区切りをつけて、待つことにしています。
あなたの新しい発見、ぜひ私にシェアしてくださいね。
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