Profile

川口由佳子(Yukako Kawaguchi)

自分らしさを取り戻し、本音で繋がる力を育む
コミュニケーションコーチ・2歳児子育てナビゲーター
Nurture and Wonder LLP 代表

富山県出身・シンガポール在住
シンガポール人夫、娘、息子と暮らす


自分との繋がりを深め、ワクワクすることを見つけ、インスピレーションを共有しながら、

自分らしさを輝かせて生きる人たちを増やしていくためのサービスを展開中。

 

STORY

人生の中で、凹んでいる、辛い、自分らしく日々を過ごせていないと感じるときは、必ずコミュニケーションの壁にぶち当たっています。その都度、コミュニケーションを見直し、自信を取り戻すも、また同じような壁にぶつかる、ということを繰り返してきました。

2008年、オーストラリア・メルボルンでの大学生活。留学生が4人しかいない幼児教育学科で英語ネイティブスピーカー達と共に授業や教育実習をこなす中で、実習担当の先生と自分の想いやアイディア、抱えている疑問を共有できない、遠慮している、人にどう思われるかが気になる、そんな苦しさを感じていました。

2012年シンガポール移住後の幼稚園勤務先でも、同僚、上司、担任をする子ども達の保護者に対して、堂々と自分の思いを伝えることができない悩みを抱えていました。「先生なのに。」「日本人で、英語ネイティブじゃないから。」など自分の思考の癖からの遠慮も目立っていたように思います。

場にいることへの窮屈感や、人から認めてもらえていないのではないかと不安になっていたが、このままではいけない、「私は変わるんだ」と、自分を奮い立たせて、自分のコミュニケーションや振る舞いを改善していくことに努めてきました。

そのベースとなったコミュニケーション方法が「まずは人の話を聴く」こと。その方の話や行動、その裏にある思いに耳を傾けることに力を入れること。

そして相手とどのような関係性を作っていきたいのかを自分の中で明確にしていき、関わること。相手に質問をして、どんな些細なことでも聞いてみる、まずは教えてもらうこと。

その後に自分のアイディアを共有していくという力をつけていくことで、自分の想いも堂々と人に伝えられるようになりました。

「先生だからこそ!」「英語ネイティブじゃないからこその強み」自分自身へのイメージも少しずつ変えていき、もっと自分に優しく、自分を大切に、自分を信頼できる土台も出来上がっていきました。

それにより、これまでコミュニケーションが上手くいかないと感じていた方達との関係性が良くなり、新卒で就職後3年でチームリーダー、そして教師トレーナーの仕事を気づけば任されるまでに。担任をしていた子ども達の保護者からの信頼もぐんと得られるようになりました。「由佳子先生が担任で、最高だ!」というお言葉をいただけるまでに。

自分らしさを取り戻し、ワクワクする感覚。自分のインスピレーションや意見を共有できる仲間がいること。様々な人との関わりの中で視野が広がり、新しいことに挑戦していく意欲も湧いてきて、私が幸福感を感じるために大切なことは、自分らしさとワクワクする気持ちなんだ、と気づきました。

大人とのコミュニケーションの悩みをきっかけに、幼児教育現場で子どもとのコミュニケーションにも力を入れて、傾聴と対話をベースとした教育と関わりを実践し、子ども達の強み、興味、良さ、その子らしさを尊重し生かしていく関わりを持つことに特に喜びを感じます。

大人とのコミュニケーションに苦しんだ過去があるからこそ、子どもとのコミュニケーションを丁寧に実践を繰り返し研究してきました。

私が出会ったレッジョエミリア・アプローチというイタリア発祥の幼児教育アプローチは、子ども達一人一人の可能性、個性、主体性を尊重し、物・環境・人など関わりのある全てのものとの対話を大切にする教育アプローチです。

この教育アプローチとの出会いと実践経験を元に、子どもとのコミュニケーションにおける在り方や考え方を、子育てに奮闘しているママ・パパに伝える活動をしてきました。

そんな活動を続ける中、2019年に流産を経験しました。身体から、休みましょうというメッセージをもらい、そこで「必死頑張るベース」で生きている自分に気づきました。

休息したいけど、私は頑張ればできるからと少し無理をしてでも仕事をこなしていたり、私はすごいんだ、もっと認められるんだ、と外からの評価を求めていて、いつまでも不足感を感じていたり。「私できます!」と人を頼る選択よりも、自分でやってしまった方が早いという選択をしていること。

とにかくゆったり、リラックスしながら日々を過ごす方法が分からない。いつも懸命に頑張っている自分に気がつきました。

身体が悲鳴をあげて、一回休みなよと言われている感覚を流産を通して気づかせてもらいました。人とのコミュニケーション力はついているけれど、自分自身とのコミュニケーションはどうなのだろう?という疑問がこの時に沸きました。

 

運動や食べものなど身体からのアプローチ、人に頼ってみて「ありがとう」を素直に言えるコミュニケーションからのアプローチ、どんな感情も自分の一部として丁寧に認めていく感情からのアプローチを意識的に取り入れて、自分とのコミュニケーション力を高めていきました。

自分の心地よさ、軽やかさ、丁寧さ、直感、自然からのメッセージ、自分の本音を受け入れてそれを元に行動していくことを大切に、実践していくことで、自分らしさを取り戻していきました。

人とのコミュニケーションはもちろんのこと、自分とのコミュニケーション力を高める。私自身と繋がること、私らしさを輝かせて生きること、を大前提に生きていこうと決めています。

 

 

コミュニケーションに悩む人、自分らしさを出せないと感じている人、子どもとの関わりに不安を感じている人たちが自分らしさを取り戻して、本音で他人とも自分とも繋がれる力を育むお手伝いがしたいと思い、クライアントの皆さんと関わっています。

「軽やかに、心地よく、丁寧に」生きることがモットー。

 


経歴

2012年 オーストラリア・モナッシュ大学教育学部・幼児教育学科卒業後、シンガポールのインターナショナル幼稚園に8年間勤務。クラス担任、教師トレーナー、メンター、0−3歳児のプレイグループカリキュラムの監修のキャリアを積む。

2018年より幼稚園勤務のかたわら、Nurture and Wonder LLP を設立し、シンガポール発自然派育児をしたいママを応援するMothers’ Earth Communityにて、子育て講師を担当。3年間で、全25回の講座を担当し、のべ245名のママ・パパへ子どもとのコミュニケーションについて伝える。

2018年−2020年トラストコーチングスクール(TCS)認定コーチとして、コーチング講座を20名様に開講

2019年 Global Mom’s Network Singapore(GMNS)にて家庭で出来るレッジョエミリア教育 ワークショップを25名に向けて開催

2019年 Non-Violent Communication(非暴力コミュニケーション)初級・中級講座を修了、コミュニケーションに対する知識を深める

2020年 YKK Singapore支部のプロジェクト 5−12歳向けのSTEM 教育 アクティビティコンテンツをプロデュース インドネシア、バングラデッシュの孤児院で生活する子ども達にコンテンツが届けられる

2021年 ライフツリーカードガイド認定


メディア掲載

2018 Best Teacher in Singapore-Teachers Who Rock に選出され、Little Step Asia ウェブサイト 記事掲載
https://www.littlestepsasia.com/singapore/learn/schools/best-teachers-in-singapore-teachers-who-rock-sg/

2018 ”Your Guide to Choosing Toys for Kid” インタビュー記事掲載 Motherhood Magazine Issue March 2018

2021年シドニーの月刊生活情報誌チアーズ& joideamedia に「STOR Y」 インタビュー記事掲載https://joidea.media/2021/10/20/yukako_kawaguchi/

 


川口由佳子ってこんな人。より詳しいSTORYはこちらから。

joidea.media シドニー在住 Kimikoさんにインタビューして頂きました。

 


Service 

 

サービスを受ける方自身が、

「自分で答えを見つけられた!」と思えるような質問を投げかけながら

成長をサポートする川口由佳子独自のスタイルが特徴的。

  • セミナー・講座
  • 個別・グループセッション等

行っています。