関わる子ども達がもっともっと成長していくために、どのように変わってもらおうか。
子ども達に提供する教育の質を高めるために、職場の先生たちに、どのように変わってもらおうか。
自分が心地よく、家族と関わっていくために、家族にどう変わってもらおうか。
他人にどう変わってもらおうか、そんなことを一生懸命考えて、
あーでもない、こーでもないと試行錯誤していた時期が私にもありました。
コミュニケーションを学び、大切な人たちにコミュニケーションの方法を教えれば、
彼らは変わってくれるはず。
私がコミュニケーションを学べんで実践すれば、
彼らは変わってくれるはず。
心のベクトルが外に外に向いている時は、どうもうまく行かずに、
何かを必死に変えようと頑張り、逆に疲れて心も疲弊していくばかり。
けれど、子ども達との関わり、共感コミュニケーション、
コーチングなどの学びを通してわかってきたことは、
人を変えようとしているうちは、上手くいかないということ。
自分以外の領域は、コントロール外だということ。
あなた自身が目の前の人のことを、どう捉えるのか。
目の前にいる人と、どのように関わっていきたいのか。
あなたが本当に大切にしていることは、何なのか。
そして、その大切にしたいことを元に、行動することができているのか。
これらを明確にし、人との関わりを持つことで、
あなたが変わっていくことで、
自分自身に革命を起こすことで、
あなたが見ている、あなたの世界の中にある周りの状況もあなたが望んだように変化していきます。
自分自身に変化をもたらすことは、簡単ではないけれど、
そうと決めたならば、話は早い。
Innovate Yourself
革命を起こすことは、何か大げさなことを成し遂げなければならないイメージかもしれないが、
【自分革命】を起こすことで、
あなた自身が輝き出す。
そしてあなたの見ている世界が輝きだすので、結果的にあなたの大切な人までも輝き出すのです。
あなたらしい関係性を築いていく時。
それは自分と繋がっていくことで出来ること。
個性を尊重し合えるようになるためには、まずは自分の個性を知る必要がある。
あなたは何が好きで、何が嫌いなのか。何が得意で何が苦手なのか。
これから繋がっていきたい人たちは、どんな人たちで、どんな価値観を共有していきたいのか。
あなたに、譲れない何かがあるとしたならば、それはどんな価値なのか。
どのような表現方法が心地よく感じるのか。
幼児教育の経験の中で、「子どもたちの100の言葉」(ローリス・マラグツィ)という詩に
深く感銘を受けて、
日々、その詩に書かれている言葉達を大切に思いながら、子ども達と接してきました。
以下抜粋
『子どもには 百とおりある。
子どもには
百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方
百いつでも百の聞き方 驚き方 愛し方 歌ったり
理解するのに 百の喜び
発見するのに 百の世界
発明するのに 百の世界
夢見るのに 百の世界がある
子どもには 百のことばがある
…それからもっともっともっと…』
子どもから大人になった私たちにも、百とおり、人の数だけ、あるはずです。
主体的に生きるとは、人それぞれ、似た部分、違った部分を尊重し合いながらも、
「私」を大切にしながら生きることなのではないだろうか。
そんな人たちがあなたの周りに増えた時、あなたはどう感じるだろう。
私たちは可能性に満ち溢れる存在であり、
自分の心地よさに正直に生きていきたい存在なのだと感じています。
思い、想いが自分の世界を創ること。
そうであるならば、紡ぐ言葉、丁寧さも持ち合わせていたい。
ワクワクしながら、
溢れ出てくるアイディアを行動に移していく力も存分に発揮できるような、
そんな世界の創造にむけて
できることをやっていきます。
Nurture and Wonder 代表
川口由佳子 (Yukako Kawaguchi)
Profile
Nurture and Wonder 代表
川口由佳子(Yukako Kawaguchi)
自分との繋がりを深め、自分らしく生きたい人たちと繋がりたい。
ワクワクすることを見つけ、インスピレーションを共有しながら、
自分らしく輝かせて生きる人たちを増やしていくためのサービスを展開中。
元インタナショナルスクール幼稚園部教諭・教師トレーナー。シンガポール在住。