子どもにお箸を使ってほしいけれど、なかなか上達しない。
そんな悩みを持つシンガポール在住のママがいらっしゃいました。
日本に帰ると、自分の子どもと同じくらいの年齢の子はお箸を上手に使っているのに・・・。
とのこと。
子どもってどうやって物事を学んでいくのでしょう?
ほとんどの事は、大人や他の子どもがやっていることを観察して、体感して、学んでいきます。
子どもって知らず知らずに、色んなことを見たり、聞いたりしています。
「え、それどこで覚えてきたの?」
なんて思ったことありませんか?
裏を返せば!
子どもが、【お箸を持って食べている人】を観察する機会が少ない場合。
お箸を使うということを学ぶのが遅くなることは当然だと思いませんか?
シンガポールって、中華系の家庭でもお箸メインというよりは、フォークとスプーンの組み合わせでご飯を頂くことが多いのです。
なので、朝から晩まで、常にお箸を使う日本で暮らすのと比べると、格段に【お箸を持って食べる人】がどういう動きで、何を食べて、どんなシチュエーションで使うのか、ということを観察する機会は少なくなります。
海外で育児をされているお母さん。
日本にいる、同じくらいの年齢の子たちと比べてしまうかもしれませんが、住んでいる場所・環境・周りの人の暮らしによって、子どもが物事を習得するペースは違います。
なので、あまり悩まず、根気よく、子どもに自ら【お箸を使って食べる姿】を見せてあげましょう。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。