子どもと外へ!シンガポールで砂場を発見。外遊びのメリットとは?

みなさん、よい休日をお過ごしですか?

川口由佳子です。

 

 

早朝には雨がパラパラ降っていましたが、朝ごはんを家族で食べた後、晴れてきたので、少しお散歩に行くことに。

共働きだと、日曜日の朝の時間、貴重です。

子どもが生まれる前は、お昼頃まで寝て過ごすなんてこともありましたが、もうそんなことは、無し。

というか、やりたくても出来ませんよね。

 

 

今日は、昨日夫が通りすがりに発見した近くの公園へ行ってみることに。

シンガポール、砂場ってあまり見かけないのですが、砂場があった!

わーーーーーい!と私まで嬉しくなってしまいました。

 

そんな今日は、外遊びについて。

 

外遊びのメリットとは?

自分の子どもの頃を振り返ろう

子育てに夢中になっていると、我が子のことばかりに目がいきがち。

そして、色々な育児本とか、ネットで集めた情報から、積み木遊びがいいとか、本をたくさん読み聞かせたらいいとか、数を覚えるのは早いうちから!とか、とにかく我が子にすくすく育って欲しいと思って、あれこれ考えているはず。

でも今日はこれを機会に、「自分の子どもの頃」について考えてみてください。

  • どこで遊ぶことが好きでしたか?
  • 何をして遊んでいる時に夢中になれましたか?
  • どういう遊びが印象に残っていて、その時どんな気持ちでしたか?

 

どうですか?

 

これ、子育てについてお話しさせて頂く時に、よくする質問なのです。

みんな、結構自分が子どもだった頃の気持ちって忘れがち。

でも、よく考えてみると、私たちはみんな、「子ども」だった。

みんな、今、自分の子どもの立場である、「幼少期」を過ごしてきた。

 

上記の質問の答え、見つかりましたか?

 

では、あたなが、自分が子どもの頃に好きだった遊び、夢中になって遊べた場所で、今の我が子に経験させてあげられていますか?

 

ついこの間、お話しをさせていただいた方が、

「私は、泥んこ遊びが好きだったことを思い出したけれど、自分の子どもにその経験をあまりさせてあげれていないことに気づきました。」とおっしゃていました。

 

ぎくっ!とした方いますか?

  • 服が汚れるから。
  • 触ると汚いから。
  • 日焼けするから。

こんな理由で、子どもを外から遠ざけていたり、自然の物に触れさせる機会を奪っていませんか?

上記の質問に、戻りますが、私たちが鮮明に覚えている遊び。夢中になれた場所って、「外遊び」が多いのです。

大人になっても、記憶に残る、外遊び。

とっても大切なこと。

外遊びは五感をフル活用!

幼児期はとくに、五感を使って遊びます。

逆にいうと、五感をフルに使って遊べる環境や、道具を提供してあげることが大切になってきます。

自然豊かな場所を歩くだけでも、五感を刺激します。

  • 鳥の声、聞こえるかな?(聴覚)
  • 石畳の道を歩く感触は?(触覚)
  • 雨上がりの匂いは?(嗅覚)
  • お花は何色だろう?(視覚)
  • 葉っぱってどんな味?(味覚)

もちろん、最後の味覚は葉っぱを食べさせてと言っているわけではありません。

でも、誰もが経験する、物を口に入れて確かめるという行為は、触覚、味覚を使って、その物がどういうものなのか、経験から学び、感じとろうとしているのです。

本で読んで、知ったり、人の話を聞いて知ることもあるけれど、私たち大人もそうであるように、人は経験しないと知識を定着させることは難しい。

経験があるからこそ、学び、学びがあるからこそ、知識となる。

知識があれば、それは安全なのか、危険なのか。

自分にとって心地いいのか、不快なのか。

日々、様々な判断を下すことができる。

そう思いませんか?

 

外遊びは子どもを見守る大チャンス

子どもを外に連れて行ったときこそ、子どもを見守る大チャンス。

大人があれこれと、子どもの遊び方にちょっかい出さず、ひたすら見守ることをオススメします。

私の娘は、今日「ひたすら砂を一つの場所から、もう一つのエリアに運ぶ」という遊びをしていました。

これ、実は、

  • 箱から物を取り出して、別のところへしまう
  • 食べ物をパッケージから取り出す

などなど、後々、必要になってくるスキルを自然と遊びながら身につけているのですよ。

あとは、「砂を後ろに投げる」遊びもしていました。

とにかく砂を手でつかんで、「Throw!」(投げる)と言いながら、投げておりました。笑

ここで、「砂は投げちゃだめでしょ!」なんて言わないでください。

砂、なんで投げちゃだめなの?

自分の都合で、ダメと言っていませんか?

 

時間があるとき、ちょっと外にお散歩。

子どもがどういったことに興味があるのか、発見する大チャンスでもあります!

 

 

子どもを見守ることが出来ると、子どもの「できる!」を育てることもできます。

こちらをご参照ください☆

子どもの「できる!」を育てる方法

2017.02.26

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