日本にいる間は、仕事に行かなくてよいので、朝の散歩が日課に♡
ここ数日は、道端でしゃがむことがブームの娘です。笑
なぜかは、分かりません!
でも楽しいみたいなので、良し!
そんな彼女、やりたい事・やりたくない事がとてもはっきりしています。
最近、「あーあなた、こういう性格なのね」と思う事が増えました。
- やりたい事・してほしい事には、「オッケー」
- やりたくない事・してほしくない事には、「ノー」
はっきり言う娘と、どう毎日関わっているのか。
そんな彼女と、どうコミュニケーションを取っているのか。
自分の思い通りにしたい!そんな子どもの気持ちを尊重しつつ、親がしてほしい事も難なくやってくれる小技!
こうしたい。
ああしたい。
好奇心旺盛で、自分でやりたいという自我が芽生えた子ども達。
子どもを追いかけてばかりでは、お母さんも疲れてしまいます。
子どもの意見・主張を常に尊重していたら、子どもの言いなりになって1日が終わってしまうのでは?
そんな事はありません。
子どもの意見・主張を尊重しながら、親がやってほしい事もこなしてくれるようになる、ちょっとした技があります。
前回、「ありがとう先回り作戦」を紹介しました。
効果はありましたか?
まだ読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください。
今回は、こちら。
「決定権はあなたにありますよ作戦」
子どもに物事の決断をほとんどのシュチュエーションで、任せます。
では、どうやって?
私は、常に娘に選択肢を与えています。
つまり、何事も決めるのは娘。
物事の決断を下すのは私ではなく、娘です。
例えば:
- お風呂に入る時に、娘はどうしても人形を持っていきたい (娘の主張)
- 人形は濡れると後が大変なので、お風呂に人形を持って入ってほしくない (親のやってほしい事)
最終的ゴールは、「人形を持たずにお風呂に入る事」
「人形は持って入れないよ。」と言えば、もちろん娘は、「イヤだ!持ってく。」となります。
でも、人形を脱衣所まで一緒に持っていくのは、もちろんオッケーです。
なので、まず「人形を持っていきたい」という娘の気持ちを認め、持ってきてもらいます。
さぁ、服を脱いで、お風呂に入る時間。
「人形は持って入れないよ。」とまた言ってしまうと、私が物事の決断を下しているし、娘のやりたい事と相反するので、娘は当然イヤなのです。
なので、上記の言葉は使いません。
そのかわり、こう投げかけます。
「お風呂に入っている間、人形を置く場所を自分で決めてね。」
決断権を与えてあげます。
ここで、自分で決めてくれれば良いのですが、そうはいかないことも!
「ノー!」ときたら、ここで選択肢(また新たな決断権)を与えてあげます。
「じゃぁ、人形こっちに置くか、そっちに置くの、どっちにする?」
「どっちがいい?」と聞くと「どっちも嫌」となる場合が多いです。
なので、「どっちにする?」と聞きます。
これだと、どちらかに決めないといけない前提だからです。
でも決断権は娘にあります。
ここでも、躊躇した場合は?
「人形、自分で置く?それともお母さんが置く?」と聞きます。
自分でやるのか、お母さんがやるのかを決断してもらいます。
ここまでくれば、大抵自分でやるという決断を下します。
しかし、ここでも「ノー」と言われた場合は、最後の手段!
「10秒数えるから、その間に自分で置いてね。置かない場合は、お母さんが置く事にします。」
そして、10秒声に出して数えます。
10まで数えて、数えている間、またはその後10秒程待って、自分で置く場合はそれでオッケー!
それでも置かない場合は、「ではお母さんが置きます。」と言って、人形を先ほど選択肢に入れた、「こっち」または「そっち」の場所、どちらかに置きます。
最後は、私が決断してるじゃん!と思う方もいるかもしれません。
でも私はこう考えます。
10秒内に自分で置かない場合、私が置くのでよろしくと伝えてあるため、娘が私が置いてもよいという決断をしたことになる。
どうでしょうか?
子どもとのコミュニケーションって結構根気がいるのです。
「これして、それして、はい、オッケー!」とはいかないのです。
でも、無理やり子どもの意思を尊重せずに物事を進めて、大泣きされるのと、5分余計に時間がかかるけれど、平和にお風呂に入るの、どちらが楽しいと思いますか?
私は、心が通じ合う5分間のコミュニケーションを楽しんだ後に、一緒に仲良くお風呂に入る選択をします。
あなたのお子さんが、「ノー」というシチュエーションに置き換えて、ぜひ選択肢を与えてください。
「決定権はあなたにありますよ作戦」実行してみてください。
子どもと心が通じ合って、分かり合うことができます。
ママの心も軽くなって、育児がどんどん楽しくなっていきますよ♪
育児書を見たり、しつけの方法などの本を読むと、「選択肢を与えましょう」という文字を目にしたことがある方は多いのではないかと思います。
でも、実際、どういう風に、「選択肢を与える」のかが分からないママ、多いのではないかと思うのです。
私が行っている個人セッションでは、一人一人のシチュエーションに合わせて、どういう問いかけを、どんな言葉を使って子どもにしていったらよいのか、具体的にお客様と一緒に考えて、ご提案させていただきます。
自分が持っている選択肢を使い切ってしまって、子どもが言う事を聞いてくれず、イライラしてしまうママ。
ぜひ、一度、ご相談くださいね。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
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