こんばんは。川口由佳子です。
今日、娘とお散歩をしました。
階段を自分で降りたかったみたいなので、手を繋ぎたいのをぐっと我慢して、見守りました。
右手に持つ、お皿も持ってあげたいと思いましたが、自分で持つと言い張るので、そのままに。
みなさんは、今日、自分の子どもを見守ることが出来る場面がありましたか?
さて、本題です。こんなことはありませんか?
子どものオムツをつけたいけれど、子どもは「イヤイヤ!」
子どもに靴を履いてほしいけれど、子どもは「イヤイヤ!」
子どもにチャイルドシートに座ってほしいけれど、子どもは「イヤイヤ!」
世の中では、魔の2歳児・3歳児とか、イヤイヤ期とか、色々な呼ばれ方をしてしまう、子どもたち。
根底にあるのは、子どもはコミュニケーションを取ろうとしている。
子どもは自分の意思を伝えたい。
ただそれだけなのです。
よくよく子どもを観察して、見守り、話を聞き、行動を理解すると、実は、解決策はすぐそこにあったりするもので、なんだーこんなことで?と思うかもしれませんが、子どもにとっては一大事。
1歳半、2歳になると、言葉を発する機会が増えて、覚えたての言葉を使ってみたり、大人が反応してくれる言葉をずーっと面白がって言ったり、言葉で遊びながら、コミュニケーション力を高めていっているのです。
そう思うと、なんだか子どもが愛おしく、親身になって、向き合いたい。
そう思いませんか?
しかし、日々忙しく動き回っている、お母さん、お父さん。
仕事に家事に、兄弟の世話にといっぱいいっぱいなママ、パパ。
余裕がないことも多いと思います。
そして、子どものイヤイヤにそもそも、どう対応していいのか、途方にくれている方も多いと思います。
そんなお母さんやお父さんに、今日は、ちょっとしたテクニックを伝授します。
新たな視点の扉を開きましょう。
子どもにオムツを履かせたい。
子どもはイヤイヤ!走り回ったり、逃げ回ったり、違うことをしてみたり。
無理やり履かせようとしても、取っ組み合いになる光景が目に見えたりしませんか?
色々な対処法があるのですが、その中のひとつ。
題して、「ありがとう先回り作戦」
ママ:「おむつを履く時間だよ。」
子ども:「イヤイヤ!」
ママ:「◯◯ちゃん、オムツを履いてくれて、ありがとう。私はとっても嬉しいな。助かります。」
どうですか?
ありがとう先回り作戦、実行したことはありますか?
ここでのポイント:
- ありがとうと言う
- あなたが、子どもがオムツを履いてくれた結果、どう思うのかを伝える
決して、子どもがどうなるのか、どう思うのかを推測して言わないようにしましょう。
肝心なのは、子どもに自分の気持ちを理解してもらうこと。
「オムツを履きなさい!」と言われれば、「嫌だもんねー」というのが子どもの心理。
あなたも、他人に何かをしなさいと言われれば、「えー嫌だな」と思うことはありませんか?
でも、誰かに、「ありがとう。助かるな。嬉しいな。」と言われて、悪い気にはなかなかならないと思うのです。
そして、相手の気持ちが分かれば、それは尚更のこと。
- オムツを履く前に、オムツを履いてくれることに感謝をする。
- そして、自分の感情を伝える。
すると、子どもは、「はい。履きます。」と言わんばかりに、足を出してきたり、ちょっと近寄ってきたりするものです。
使いすぎには注意ですが、困った時に、この「ありがとう先回り作戦」使ってみてくださいね。
使ってみた結果、どういう効果があったのか、シェアしてもらえると嬉しいです。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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