5歳 スペリングテスト シンガポールの幼児教育

「勉強」に力を入れていると言われるシンガポールの教育

5歳、6歳児にして、スペリングテストがあるというのに驚き

 

 

この「やり方」自体が良いのか悪いのかという意見は置いておいて

スペリングテストがあるという組織にすでに属しているので

私なりに、何が大切だと感じていて、その大切にしていることから

どのように子どもをサポートしたいか、しているのか

について少し書こうと思った。

 

 

というのも、スペリングテストに備えて、

お家でも勉強してくださいねーという幼稚園からの声はあるものの

私のスタンスは、「やりたくて、手伝って欲しければ、もちろん手伝う」

というもの。

 

 

やりたくなければ、家でやらなくてもいい。

絵を描きたければ、絵を描いていた方が楽しいだろうし

おもちゃで遊んでいた方が、有意義だと思うから。

でも、練習したければ存分にやれば良い。

本人の気持ち次第。

 

 

5歳娘はというと、

家では全く練習などせず、これまできていて

いつもぶっつけ本番な様子。

 

 

それが先日、いつも木曜日のテストで

全然できなかったらしく、金曜日にまたやらなきゃいけなくて(再テスト!)

でも練習も何もしてないから、またできない気がしているらしく

だから先生に怒られるーーー涙

と泣いて訴えてきた金曜日(再テスト当日の朝!もう家を出る時間に泣いていた)

 

 

そうか。先生に怒られるのが嫌なのか。

じゃぁどうしたらいいと思う?と聞いてみたが

わからない。との返答。

 

 

そっかぁー

私だったらどうするかなぁー。

私だったら家で練習してから学校行くかも。

と、アイディアを提供してみたものの

練習はしたくないんだって。

 

 

別にスペリングが全然できなくても親の私に問題はない。

本人も、できなくて、困っていないのならば、それでいい。

 

 

でもこうやって、

「困ったなーーーーどうしよう」と伝えてきた時に、

私が大切にしていることは

【では、次どうしたら良いのか】という問いを一緒にすること。

 

その問いへの答えが見つかるか、見つからないか、はどっちでもいい。

そして、また困るシチュエーションになるのであれば、それでいい。

 

 

大切なのは、当の本人が、

「こうしよう!!!」

と決めること。

そして、その決めたことに対し、手助けが必要だというのであれば

私は、手を差し伸べること。

 

 

5歳、彼女にとって、

【スペリングができない。じゃあ家で練習してから学校に行こう。】

は、現在の解決法でないみたいです。

自分なりの解決方法が、見つかるといいね。

私は、密かに、とてもワクワクしている。

 

 

というわけで、娘は現在、いつもぶっつけ本番

そして、家で練習したり予習はしていない。

 

 

子どもがぶち当たる壁

あなたにとって大切なことは何ですか?

そして、その大切なことを大切にするために

どのようなサポートをしたいですか?

 

 

ちなみに、幼稚園で缶ポックリを使ったらしく

家に帰ってきて、黙々と

空いている容器と、毛糸とテープを使って

オリジナル缶ポックリを作っていた。

自分でやりたいと思ったことは

すぐやれるんだ。

うん、いいぞいいぞ。それでいい。

 

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。

 

1 個のコメント

  • 自分の子育てに対する軸をしっかり立てておく大切さを意識できる記事だった!
    周りに、ましてや教育機関の指示にそのまま流されずに子供の自己決定感を尊重して学びの機会を先回りしてつぶさないように行動できる親の元で育つ子供は、本来持っている生きる力をすごく伸ばせるんだろうなぁ。

    自然栽培で育つ作物がちょっとやそっとの天災や病気にもめげない自然治癒力を持っている、みたいなイメージが浮かびました^^

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