ちょっと手伝おう。と手を出すと大泣き。
「やらない」というから、じゃぁ私がと言うと、「やっぱりやる」の繰り返し。
自分で出来ることが沢山増えてきた2歳児は、「自分で試したい」という欲求に溢れています。
そんな魔の2歳児と平和に毎日を過ごすには・・・?
自分で試したい欲求
これを満たしてあげることが一番の近道なのではないかと思います。
でも、これが意外と難しい。
してほしい時に、「これやる?」と聞くと、返事は「嫌」。
待てど暮らせど「やる!」という返事がもらえない。
そして、ママが待ちくたびれる。
爆発5秒前と言っている間に爆発。
そんなことはありませんか?
ここでのキーワードは「選択肢」。
選択肢を与えてあげることで、ただ単に、「やっていいよ。」と言うよりも、子どもがやってくれる確率は上がります。
大人の私たちにも、身に覚えはないですか?
「いいよ、それやりなよ。」と言われると、「いや、いいよ、やらない。」と返事しちゃうこと。
遠慮する気持ちもあるかもしれませんが、何だか人に決められている気分になりませんか?
それが、「Aという方法と、Bという方法があるけど、どうする?」と聞かれると、「じゃあBにしてみようかな。」となる。
もう一つ具体例をあげると。
「このチョコアイス食べていいよ。」と言われるのと
「バニラアイスとチョコアイス、どっちが食べたい?」と聞かれるのと。
どっちの聞かれ方が、「自分で決めた」と思える聞き方ですか?
子どもの自分で試したい欲求には
「自分で決めたい」欲求も含まれています。
だから、出来るだけ、決めてもらう。
これを意識するだけでも違います。
ここでのポイントは、大人の都合を考えること。
え?大人の都合でも良いの?
そう思うかもしれません。
イヤイヤ期絶頂の2歳児子育て。
大人の都合に合わせてもらわないと1日が終わらない。
いつまで経っても、終わらない!!!
爆発寸前!余裕なし。
そんな時は、どうするか。
子どもがどちらを選んでも、大人の都合に合うような選択肢を提供すること。
どうしてもシャワーを今、終えたい。
そんな時は、シャワーを終えれるように、選択肢を提供する。
「自分でシャワー止める?それともお母さんがシャワー止める?どっちにしようか。」
どうしても今、着替えてほしい。
「自分で着替える?それとも、お姉ちゃんに手伝ってもらう?」
どうしても、抱っこ出来ない・したくない。
「お母さんと手を繋いで歩く?それとも、ベビーカーに乗る?」
あれもこれも全部やりたい!
そんな我が子には、ぜひ選択肢を提供して
「自分で試したい」
「自分で決めたい」
これらの欲求を満たしてあげてみてください。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。