子どもの一人遊びシリーズ!
ステップ1、2は読んでいただけましたか?
まだの方は、ぜひ上記のリンクをクリックして、目を通してみてくださいね。
環境が整い、親のあなたが、どこでどのように見守ったらいいのかが分かったら、ぜひ、次のステップを意識してみてください。
一人遊びをサポートするには?
ステップ3:遊び方は子どもに任せる
一人遊びをサポートするために、とても大切なポイント。
親の固定観念で子どもの遊びを中断しないこと。
つまり、遊び方は子どもに任せることです。
そんなの簡単!
そう思った方もいるかもしれません。
でも、実はよく振り返ると、大人が子どもの遊び方に口を出してしまうことってよくあるのです。
「それで遊んではいけません!」と言う前に・・・
「それは、汚いから遊んだらだめだよ。」
「靴は、しまっておくものでしょ。」
「絆創膏は、怪我した時に使うもの。」
この考え、どれも正解です。
では、子どもが靴を使って遊ぼうとしたら?
子どもが絆創膏に興味を持ったら?
そして、その遊びに集中していたら?
大人には、◯◯は◯◯するもの!
という固定観念が、これまでの経験の積み重ねで沢山あります。
靴は履くもの!
これは大人にとっては当たり前。
でも子どもには、こんな考えがあるのかもしれない。
「この靴、並べてみたらどうかな?」
「並べて、数を数えてみようかな?」
子どもの好奇心を尊重し、危険がない限り、できるだけ子どもの考えを尊重する。
これも、子どもの一人遊びをサポートするポイント。
自分の常識は、子どもの常識ではない。
少し、頭の隅にこの考えを置いておくと、いつもより大らかに対応できるかもしれません。
「それで遊んではいけません!」
こう伝える前に・・・
子どもが何をしようとしているのか。
少し待って、見守り、観察してみると、我が子の興味があることが見えてくるかもしれない。
「何もしない」も遊びの一つ
- 天井をじっと見つめるだけで、何もしない。
- 友達を見てるだけで、おもちゃで遊ばない。
- ぼーっとしているように見えるが大丈夫なのか。
上記のような、状況に遭遇した時に、とても焦るママ達が多いです。
「何もしない」も一つの遊び。
なぜなら、何もしていないように見えるだけで、沢山のことを吸収しているから。
天井を見て、何か想像しているのかもしれない。
頭の中で、歌を歌っているのかもしれない。
天井に、面白い模様を見つけて、なんだろうと思いを巡らせているのかもしれない。
お友達のことを観察して、自分は何をしようか考えているのかもしれない。
じっと見入ってしまうくらい、不思議なことが目の前で起こっているのかもしれない。
おもちゃで遊ぶだけが、遊びではない。
友達と関わることだけが、遊びではない。
ぼーっとする時間も遊びの一つ。
何か、すごい想像力を働かせている最中に、おもちゃで遊びなさいと言われても、遊びたくないんです。
あなたもありませんか?
ぼーっとしているけど、考え事をしていること。
子どもも一緒。
ぜひ、「何もしていない」ように見える時間も、尊重してあげてほしい。
そして、そんな時間が多ければ多いほど、子どもは自分で考える力を身につけて、一人で遊ぶように成長します。
ぜひ今日から、1日10分でも良い。
子どもの遊びに口出しをしない代わりに、子どもが何をしようとしているのか、観察してみてください。
子どもの遊びの意図が分かれば分かるほど、ママの一人遊びのサポート力がついていきます。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。