子どもの一人遊びサポートシリーズ!
前回の記事は読んでいただけましたか?
一人遊びをしてほしい!
そう思っているあなたが、まず最初にできること。
それは、環境を整えること。
それができたら、次のステップへ。
一人遊びをサポートするには?
ステップ2:静かに座って、1つの場所に留まる
子どもが一人遊びに集中するために、親ができることは何でしょう?
一人遊びができる空間を作ること。
ということは、実は親はまるで空気かのように居座ることが必要です。
一人遊びがまだできない。
そんな我が子へのサポート法。
静かに座って、1つの場所に留まること。
子どもが自ら離れることを待つ
一人遊びをサポートする際に、やってしまいがちなこと。
それが、親が子どもから離れることです。
一人で遊んでもらうために、親から離れていくのは当然ではないの?
そう思う方もいるかもしれません。
だけど、子どもって「やりたいからやる。」んです。
「自分で出来た!」そう思うから、「次もやろう!」と思うんです。
つまり、一人遊びを自ら「やりたい。」「やろう。」と思った時。
思ったことを行動に移せる。
そんな場が必要です。
だから、ママは静かに座れる場所をまず確保する。
そして、子どもとあれこれ、遊びたい気持ちをぐっと抑える。
その場所に留まって、見守ってください。
子どもが戻ってくる場所を作る
親がちょろちょろ動かずに、1つの場所に留まる理由。
子どもが安心して戻ってこれる場所を作るという目的があります。
例えば、児童館や公共のプレイルームなどで、一人遊びを促したい時。
一定の場所に親がいるだけで、子どもは親の居場所をチェックできます。
何か困ったことがあると、すぐ戻ってくることもできます。
親が動き回ると、子どもの安心材料が一つ減ってしまうことになるのです。
もちろん、お家の中でも、慣れないうちは、1つの場所に留まることをオススメします。
子どもが話しかけてくる時の対応法
一人遊びに慣れていない子は、もちろんママにかまってほしいです。
座っていると、こっちに来て、これをやって、などなど話しかけてきます。
これは、これで良いんです。
「心ここにあります。」ということを態度で示す。
そして、一言二言で反応するけれど、ぐっとここは一緒に遊びたい気持ちを我慢して。
子ども「電車動かしてー。こっちで作ろうよー。」
ママ「電車動かしたいね。どうやったら作れるかね?」
子ども「こっち!ここに積み木!!」
ママ「積み木だねー。そこに置くとどうなるかね?」
まずは、子どものやりたいことを言葉にして認める。
どうしたら、やりたいことが出来るかね?など
子どもが自分で考えられるような質問を投げかける。
静かに、座って、1つの場所に留まりながら・・・
子どものことをよく観察して、反応してあげましょう。
子どもが自ら離れていき、遊び始めたら?
1つの場所に留まって待つと、どうなるか。
子どもは自分の「できる」と思うタイミングで親の元から離れていきます。
この瞬間、ママは心の中でガッツボーズをしてください。
決して「すごいね」など、言葉にしないこと。
《褒められるから、離れる》
このサイクルにしないためです。
あくまで、子どもがやりたいと思ったから、やっただけなのです。
だから、無言で見守りましょう。
まずは、1日15分。
子どもが一人で遊べる!そう思える空間を作ってみてください。
さぁ、子どもが自ら離れることができるようになったら、次のステップ。
ステップ3:遊び方は子どもに任せる
お楽しみに!
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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