子どもとご飯 子どものことを待ち、観察すると見えてくるもの

ブログを読んでくださっている方から、実践報告を受ける機会に恵まれました。

 

ママが何か新しい発見をした!

子どもについてもっとよく知ることができた!

そう感じてくれることが、私にとって何より励みになることです。

 

子どものことを待つ・見守ることの大切さについて書いた記事。

自主性を育てるために「子どもを待つ」私が12分待った話

2017.08.10

 

この記事を読んで、こんなことを実行してくれました。

 

息子くんと牛丼のお話:子どもの行動には意味がある

いつもなら、待ちきれない場面で待ち、見守った。

いつも食べてくれる、牛丼がご飯の日。

3歳の息子くんは、その日は中々食べてくれなかったと言います。

 

お話をしてくれたママは、こんな気持ちがあったと教えてくれました。

「お母さんせっかく作ったのに・・・」

 

そんな息子くん、違う容器をとって、牛丼をその容器に移し始めます。

 

いつもならば、こう声をかけていたと思うと教えてくれました。

「食べ物で遊ぶのはやめて」

「遊ぶなら、おしまいだよ」

 

今回は言わずに、ママはぐっと我慢して、息子くんのことを観察することにしたそうです。

 

そしたら、なんと!

全部、牛丼を容器に移し終わった後に、完食。

 

ママはこれにはびっくり。

息子くんは、なにか意図があって、牛丼を別容器に移した。

それに満足したら、全部完食。

 

 

子どもが示す行動には、子どもなりの立派な理由がある

親は、子どものことを、親目線で見てしまいがち。

《親の固定観念=ご飯は持ってある器で食べるべき》に固執してしまうとどうなるか。

子どもがやる事、全てのことが、無意味に感じたり、時間の無駄と感じたりするものです。

 

でも、子どもが取る行動に、全て意味がある

無意味なことなど、一つもないんだ。

そう思って、接すると、子ども目線で物事を捉える事ができるようになります。

子どものことを観察する機会を作ると、子どもの可能性をどんどん信じていけるようになります。

 

「待ってみて、よかったです。」

そう言ってくれた、ママの笑顔がとても素敵でした。

 

みなさんからの、実践報告も、ぜひお待ちしていますね♡

 

 

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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