食事中 食べ物を落とす子への対応の仕方 境界線を引く

子どもと一緒にご飯が食べられる。

私にとって、これは結構幸せなこと。

週末の娘とのご飯の時間はいつも楽しみです。

 

写真はシンガポールに来た時は、ぜひ行って欲しい。

ホーカーという屋台村のお店のご飯。

お肉の盛り合わせ。笑

お気に入りのお店があって、ここのお肉、美味しいんです♡

 

 

さて、きっと1歳を過ぎて、食べることに慣れてきたお子さんをお持ちのママに多い悩み。

 

食事中、子どもが食べ物を落とした時の対応の仕方。

「だめでしょ!」

「何で落とすの!」

と叱ってしまうママも多いと思うのですが、叱らずに冷静に対処する方法があります。

 

 

今日は私が実際に娘に行った方法をご紹介。

え?由佳子さんの娘さん、食べ物落とすの!?と思われたあなた!

落とします!!

 

 

「物を落とす」という行為は子どもにとっては大発見なんです。

  • 自分が持っている物が手を離すと落ちる。
  • 落ちると音がする。
  • 落ちると下にいく。

 

 

こんな大発見、何回もやらない訳にはいきません。

最初のうちは、食べ物を使ってやっているだけなので、多少は大目にみてあげることも大事。

実際、私は娘が食べ物を落とし始めた時は、しばらくそのままにしていました。

 

 

でも段々と、子どもにとって落とすことが楽しくなってくるんですよね。

ママが食べ物を拾ってくれるのを見たくて何度もやったり。

要は、わざと食べ物を落とす。

そして、大人の様子を伺う。

 

 

 

こうなってくると、食べ物を大切にすることを教えるのも大事。

私もそう思い、まずはもう一つお皿を用意しました。

「いらないご飯は、ここにポンって置いてね。」

 

 

ポイッと落とす代わりに出来ることを提案。

最初は、喜んでやるんですが、またご飯を落とします。

 

なので、ある日をきっかけに、「ここまで」という境界線を引きました。

 

 

その境界線とは?

「ご飯を落としたら、ご飯の時間はおしまい。」

 

 

この境界線を引くと決めた日の最初のご飯の時間。

娘、ご飯を落としました。

「ご飯を落とすっていうことは、ご飯、もう要らないってことだね。次、落としたら、おしまいだよ。」

そう伝えます。

 

 

しばらく落とさず食べていたのですが、きゅうりをポイっと床に落とした。

「きゅうり落としたね。もう要らないってことだね。ご飯おしまい。」

そう言って、さっと食器を片付けます。

 

 

どれだけご飯を食べたかは気にせず、片付けます。

声をあげたり、カッとなったりせず、あくまで冷静に

 

 

娘はもちろん泣きますが、この境界線。

一回引くと決めたら、引き下がってはだめ。

 

「ご飯食べたかったね。次のご飯の時間まで待とうね。」

そう一言伝え、娘には思う存分、泣いていただきました。

これを3回程、繰り返した後、娘はご飯を床に落とすことは止めました。

 

 

 

境界線

ここまでは、オッケー

ここからは、ダメ

という家庭それぞれのライン。

これを冷静に子どもに伝えることが大切。

 

 

ただ気をつけなければいけないこと。

子どもが泣くから仕方なく許すことは禁物。

ここで許してしまうと、子どもは泣けば許してくれる、そう思ってしまいます。

 

 

「ダメ!」などと声をあげることなく、対応する方法。

境界線を引く。

子どもがご飯を落として困っているというママ・パパはぜひお試しください。

 

 

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
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