
自分の子どもに対して、こんなイメージを持っていませんか?
- うちの子は落ち着きがない
- うちの子は人の話を聞かない
- うちの子は危ないことをたくさんする
上記のようなイメージを持っていると自然とこんな事を思っているはず。
- もっと落ち着いて欲しい
- もっと人の話を聞いて欲しい
- 危ないことはしないで欲しい

「〜〜ない」
無いものに焦点を当ててしまうと、どうしても無いものねだりになってしまいがち。
私たち大人も、こんな事を思った事がある人がほとんどのはず。
- 時間がない
- お金がない
- 余裕がない
だから◯◯できない
でも、よくよく考えると、普段生活をしていて
- 安全な家がある
- 家族との時間を取っている
- 子どもと本を毎日読んでいる
- 必要最低限の物を購入して生活することが出来ている
などなど・・・「あるもの」に焦点を当てるとすーっと心が落ち着くことがあります。

子育てをする中で、とても大切なこと
それは子どもが「今、出来ること」に焦点を当てること
これが出来るようになると、あなたの子どもに対するイメージがぐっと良くなります。
- 子どもに対するイメージが良くなると、子どもがもっと愛おしくなる。
- 子どもが愛おしくなると、イライラが減る。
- イライラが減ると、心に余裕ができる。
- 心に余裕ができると、子どものことをもっと良く観察することができる。
あなたの中で、ポジティブな想いの連鎖が始まります。
もちろん人間、皆、常に超ポジティブ!とはなかなかいきません。
けれど、「〜〜ない」という思考パターンに陥った時にこのイメージをどう変換していくか。
そのコツを知っていれば、少しは楽になる。
そう思いませんか?

ではどうイメージの変換をしていけば良いのか。
「〜〜ない」と思う子どもの行動の中で、子どもが出来ていることを見つける。
そして、イメージを◯◯がある・◯◯が出来るという言葉に変えます。
例えば、「うちの子は落ち着きがない」と思っているママ。
- あなたが、自分の子どもが落ち着きがないと思うのはどんな時?
- 子どもが何をしている時?
- その時、子どもは何が出来ていますか?
「うちの子は落ち着きがない」
お子さんは、走り回っていますか?
ぴょんぴょん飛び跳ねていますか?
本をすごいスピードで読んで、次から次へと情報を取り入れていますか?(頭の回転が速いとも取れますよね)
⇒うちの子はアクティブに動き回ることが好きである
「うちの子は人の話を聞かない」
お子さんはキョロキョロ周りを見て、いろんなことを観察していますか?
手をたくさん動かして、夢中になっていることはありますか?
⇒うちの子は視覚を使い、物事を観察することに興味がある
「うちの子は危ないことをする」
階段をすごい勢いで駆け下りていますか?
バランス感覚がありますか?
リスクを取ることが出来ていますか?
⇒うちの子は体を動かすことで色々なことを試したいというチャレンジ精神が旺盛である
イメージを変換していくこと
出来ることに焦点を当てること
これが出来ると
「うちの子は落ち着きがない」
そう昨日まで見えていて悩んでいたことが、もしかしたら、なんてことない悩みだったことに気づくかも。

視点を変えると見方が変わる。
見方が変わると子どもが変わる。
ちょっとでも気づきがあれば嬉しいです。

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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