前回のこの記事
たくさんの方に読んでいただきました。
「そういうことか!」「具体的で分かりやすかった」というご感想を多くいただきました。
《私と娘の食事のマナーの境界線》
私と娘の食事のマナーの境界線は以下3つです。
- ご飯を故意にこぼさない
- 食べている時は座る
- おかわり出来るもの・出来ないものは親がコントロールする
今回も食事のマナーの境界線を越えてしまった場合、私がどのような対応を取るのかお伝えします。
娘が2つ目「食べている時は座る」の境界線を越えてしまった時、どうするのか。
食事の際の子どもへの声かけ方法:子どもが座って食べてくれない時
食事のマナーを明確に伝える
食事の際は、座って食べることが大前提。
どこに座るのか、子どもに決めてもらいます。
「ご飯の時間だよー。どこに座る?」
子どもは、何事も自分で決めたいもの。
座ることを前提に、食事の準備に入ります。
座ってほしい椅子が決まっている場合、娘が、自分で座るのか、座るのを手伝ってもらうのかを決めてもらってもいいですね。
座りたくないと言った時の対処法
では、座りたくないと言ってきた場合、どのような声かけをするのか。
「座る準備ができたら、教えてね。」
座らないのであれば、ご飯は食べられない。ということ。
ここで感情的にならず、子どもを信じて、ひと声かけて、待ちます。
他のみんなの準備ができていて、食べ始めるのであれば、みんな着席です。
子どもは本当に食べたかったら、座ってくれます。
座らないのであれば、「ご飯、いらないということだね。」と伝えて、ご飯は出しません。
食事の途中で席を立ち、食べ歩きをする時の対処法
いざご飯を食べ始めたら、立ち上がって歩いてしまう。
そんなお悩みをよく聞きます。
「ご飯の時は、座わってね。座らない場合は、手に持っている食べもの、もらうね。」と一言。
ここで、戻って来ればオッケー。
それでも戻ってこない場合は、手に持っている食べものを取って、食器を片付けます。
ここで、ご飯の時間は終了です。
娘が泣いた時の対応法
泣いた時の対応は、前回同様です。
「ご飯まだ食べたかったね。次の食事の時は座ろうね。」
シンプルにこれだけです。
重要なのは、娘が、「まだご飯が食べたかった」という気持ちを認めてあげること。
「ご飯、まだ食べたかったね。」
この一言で、子どもは、親に気持ちを理解してもらえたと感じることができます。
ここで、「座らなかったからでしょ!」などと、子どもが失敗したことを言う必要はないです。
そして、この時点で、座っていない子どもに、少しご飯を分けてあげることもしないこと。
座っていない子どもに、ご飯をあげるという行為はどういうメッセージを送るのか。
親が自分の決めたマナーを違反していることになると思いませんか?
あくまで、冷静に、子どもの気持ちを認め、次まで待とうと言うのみです。
親には冷静さと根気が必要
前回同様、覚えておかなければいけないこと。
子どもが座って食べるようになるまで、この対応法を根気よく続けること。
3日かかるかもしれません。
2週間かかるかもしれません。
でも、続けることで、子どもは分かってくれます。
子どもは分かってくれる。
そう自信を持って、子どもと接してみてください。
親がリーダーとなり、子どもをサポートしていく。
子どもは必ずマナーを守れるようになります。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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