私は、幼稚園教師という職業をしていますが、我が子と一緒に遊ぶのが得意か。
そう聞かれると、「苦手です」と答えます。
クラスの子ども達のサポートは、得意だし、全力で一緒に遊びます。
しかし、我が子とずっと、おままごとに付き合うのには、多少限界を感じることもある。
というわけで、「子どもと遊ぶことが苦手」
そう思っているママ。
あなたは一人ではありません。
それで良いのです。
上記の理由から、私はお家にいる時は、娘は一人で遊んでいることが多いです。
一緒になって遊ばなくても、観察することはできます。
ただ、ぼーっと見ているだけでは、中々、子どものことって分からないのです。
だから、子どもって未知!
そう感じるもの。
親の観察力を上げるには、質問力を上げる必要がある。
子どもにする質問ではなく、親が自分自身に問いかける質問の質を上げるのです。
子どもの遊びを観察する上で、あなたが自分自身に意図的に問いかける。
すると、子どもの新たな一面が見えてくるもの。
ぜひ、子どもが作ったもの、遊んだ後の形跡を見て考えてみてください。
子どもの頭の中を覗くつもりで。
子どもの生み出す遊びの世界に一歩近づいて、親近感が湧くかもしれません。
- あなたの子どもは、今、どんな遊びがブームですか?
- よーく観察してみると、それぞれの遊びにどんな共通点がありますか?
上記の写真。
動物さん達、死んでるのかな?眠ってるのかな?
全部意図的に倒れているため、笑ってしまいました。
次の日、娘は、動物さんたちが、眠っているんだよーと教えてくれました。
- 我が子は、何を考え、その遊びに夢中になっていると思いますか?
- どんなストーリーを作り上げて、どんな世界に入り込んでいますか?
アーモンドを動物さんにあげる娘。
一つ一つ、丁寧に並べて、分配。
並べることで、様々なシナリオを作り上げて、想像力を育てています。
- おもちゃをどのようにして、使っていますか?
- 親が意図する使い方をしていますか?
- それとも自分で工夫して、オリジナリティー溢れる使い方をしていますか?
- あなたが、おもちゃと認識していないものを使って楽しんでいませんか?
- それを、どのようにして使っていますか?
公園で拾ってきた、葉っぱ。
おままごとにでも、使うかな?なんて思っていました。
そしたら、ある日、バラバラ事件で、丁寧に並べられていました。
葉っぱ、ちぎるの楽しいよね。
そんなことを思い出させてくれました。
子どもと遊ぶのは苦手!
そんなあなたは、観察して、子どもの新たな一面を発見することで、子どもと更に心を通じ合えるかもしれません。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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