先日、たくさんのママ達の前でお話する機会がありました。
話題は、子どもはどのように読み書き・数字を学ぶのか。
小学校に入って、初めて、「ひらがな」など、
読み書きに使う「文字」や「数字」を習い始めていた昔。
今では、日本でも早期教育といって、早い段階から
読み書きを教えたい!!!
そんな親が増えてきているように感じます。
それに伴い(順序は逆かもしれないですが)
幼稚園から読み書きを教えたり、子どもに習い事をさせたり。
とにかく、早ければ早いほどよい。
そのような、考えが広まっているのも事実。
これは、決して日本だけではなくて、世界中の現象。
もちろん、ここシンガポールでは、公立の小学校に入るまでに
すでに、ある程度、「読み書きが出来ている」べき。
そんな暗黙の了解みたいなことがあるのでしょう。
幼稚園や保育園で、すでに「お勉強」の時間があるところが
ほとんどなのです。
子ども達には、「発達の段階」というものがあって。
段階を経て、「読み書き」という能力やスキルを
スムーズにサポートすることができるのですが、その段階をスキップしてしまう
もしくは無視してしまうと、「読み書き」を教えることすら
困難になってしまうのです。
だけれども、この「発達段階」
幼児教育の知識がないと、理解するのは簡単ではありません。
当然、ママたちは、「子どもの学校に入るための準備」と思って
アルファベットを教えるにはどうしたら良いのか。
数を数えられるようになるには、数字を読めるようになるには
どうしたら良いのか。
そういった情報を知りたい!と思うのです。
0−6歳までに子ども達に身に付けてほしいスキルや力
それは、文字を読み書くスキルよりも
- 問題解決能力
- 筋肉の使い方(ジャンプしたり、走ったり、クレヨンを持ったり、ボタンを閉めたり)
- 想像力・創造力(頭の中で、お話を作れないと書けといわれても書けないでしょ?)
- 空間認識能力
- 自己肯定感・自分への自信
- 失敗を恐れない心
などなど。
自分で考え・自分で感じ・自分とはどのような人間なのかを知り
感情のコントロール方法や感覚を研ぎ澄ますこと。
いわば、人間としての土台作り。
そして、親が子どもとお話しをしたり
触れ合いながらコミュニケーションを取り、
子ども達の成長を見守っていくこと。
こんなお話しをしている内に、私が感じたこと。
それは、子どもの発達や子どもとのコミュニケーションについて
もっともっと、ママ達に知ってもらいたい!
そして、何より、伝えていきたい!
ブログ・メールレター・講義・音声
様々な形を通して、「伝える」活動ができていることに
感謝します。
子ども一人一人が、違った感じ方・受け取り方をするように
あなたにも、あなたなりの受け取り方や感じ方があります。
私の伝える様々な方法の
どれか一つでも、あなたの心に響くものがあることが私の願いです。
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。