自分らしさを取り戻し、本音で繋がる力を育む
コミュニケーションコーチ・2歳児子育てナビゲーター
川口由佳子です。
前回の投稿はこちらです
シンガポールのインターナショナルスクール幼稚園教師
担任としてのお仕事を始めて、コミュニケーションの壁にぶちあたり
同僚、上司、保護者の皆様とどう関わっていったら良いのだろうか
どのようなコミュニケーションを取ると他人との関係性を良好にしながら
自分らしくいられるのだろうか、と模索し、研究と実践を繰り返してきた結果
お仕事も順調に、「由佳子が先生でよかった」と言ってもらえるまでに
成長しました。
幼児教育は基本的に0−6歳の専門ですが
私は担任期間、2歳児の担当を多く任されていて、
実際に、2歳児の可能性と成長具合に毎年感動を覚え
気づけば0−3歳児のプレイグループカリキュラムの監修なども任され
「3歳以下の教育は由佳子に聞け」と学校内でも言われるように。
学校に勤めていた8年間で関わってきた2歳児は約100名。
この年齢の教育がとにかく好きなんですね。
そして、それだけの2歳児と関わっていれば
同じ数だけの保護者の皆様とも関わりがあるわけで、
世界26ヵ国から集まるインターナショナルな顔ぶれの
子どもと親と関わってきて、分かったことは沢山あります。
万国共通「イヤイヤ期」
その一つに
「みんな同じようなことで悩んでいる」
国籍、文化、あんまり関係なし。
日本でも「魔の2歳児」とか言われますが
英語でもTerrible Two という代名詞がつくくらい
2歳児って子育てをするママ・パパが「イヤイヤ期」で悩むのが
デフォルトみたいな感じです。
2歳児の性質の理解とコミュニケーションに鍵がある
そして私が感じる、イヤイヤ期に振り回されてしまうことの
原因の一つに、2歳児の性質への理解の不足があるなぁということ。
赤ちゃんの頃は、飲んで、寝て、泣いて、を繰り返し
1歳くらいって結構こちらの言うことを喜んで聞いてくれる感じだったのに
なんか、急に態度急変!?みたいな
え、なんか知らない性質きた!!!みたいな
2歳児とは何ぞや!という理解が追いつかず
よくわからないまま、対応の仕方が謎なまま疲弊していく、
そんなスパイラルに陥っていくママたちが多いなぁと感じたのです。
大人とのコミュニケーションの壁に多くぶち当たった私ですが
それと同時に、レッジョエミリア・アプローチという教育アプローチを元に
子ども達と接してきました。
このアプローチに重要なことが「対話」なのですが
大人とのコミュニケーションを良好にするために使ってきた
「質問力」や「聴く力」が試される教育アプローチでもあります。
子どもの「声」
それは発する声
体を動かしている時の声(つまりは表現の仕方)
絵を描くときの声(何を思っているのか、どういうプロセスを踏むのかなど)
とにかくどんな状況であっても、子ども達の「声」を拾って
次へ次へと繋げていく教育アプローチでもあります。
そして0歳でも1歳でも2歳でも
子どもを良い意味で子ども扱いせず、
立派な1人の人間として、コミュニケーションを取っていく。
先生は子ども達と一緒に色んな研究をしていく「研究者」という
位置付けで、決して上から何かを伝え教えていくというスタンスではない。
一言で説明するのはとても難しいのですが
このレッジョエミリア・アプローチからの子どもとの関わりを通して
イヤイヤ期真っ只中である2歳児の子ども達へ
「対話を通したコミュニケーション」をツールに
接していくことは、子どもにも大人にもメリットがある
というのが私の想いです。
だからこそ
2歳児子育てナビゲーターとして
2歳児達と、コミュニケーションを整え
自分らしく、楽しく、お互いの個性を尊重し合いながら
一緒に歩んでいけるようなコツをお伝えしていきたいと思います。
自分らしさを取り戻し、本音で繋がる力を育む
コミュニケーションコーチ・2歳児子育てナビゲーター
川口由佳子、よろしくお願いします。
「本音で繋がる力を育む」この部分に私が重要性を感じている理由については
また次回、書いていきますね!
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。