子どもを観察する前に必要な意識 子どもの目的と親の目的の違いを認める

写真の鳥たち、なんだかコミュニケーションを取っているように見えませんか?

ほっこりするこの写真、実は、私の妹がフィルムカメラで撮ったもの。

このブログに登場する写真、全てではないですが、妹の視点からの写真もちょこちょこ使わせていただいています。

 

子どもと心が通じ合うコミュニケーションを取るためには、子どものことをより良く理解することが大切。

  • なぜ、子どもは◯◯をするのか
  • なぜ、今◯◯をしたいのか
  • どんな気持ちでいるのか
  • どうして◯◯を見ているのか

 

これらを汲み取れるようになると、子どもに対する理解が深まります。

理解が深まると、分かっているので、ママがイライラすることが減る

分かり合うことで、子どもと心が通じ合うコミュニケーションが取れる。

 

 

 

では、子どもの事を理解するにはどうしたらよいのか。

子どもを観察する

これに尽きます。

 

 

でも、ちょっと待って。

子どもを観察するポイントもあるのですが、その前にある意識が重要です。

これがあるのと無いのでは、観察した時の親の反応が変わってくるからです。

 

 

 

子どもを観察する前に必要な意識・マインドとは・・・?

 

「遊びにおいて子どもの目的と親の目的は、ほとんどの場合違う。」

そして、この事を理解して、その違いを親が認める。

 

 

具体的にはどういうこと?

最近、娘は歯を磨く前に、シャボン玉で遊びます。

いつもは私が「ふー」と吹いてシャボン玉を作ります。

 

 

しかし、今日は自分でやりたいと言います。

シャボン玉の液がこぼれたら嫌だな、などと、大人の事情が頭をよぎったのですが、そこは割り切ってサポートすることに。

 

 

問題はここから!

娘がシャボン玉をやると言った時点で、

私の目的「シャボン玉を作る事」です。

 

 

娘は何を楽しんだのでしょうか。

シャボン玉の枠を持って、ふーーっと娘なりに吹き始めました。

シャボン玉を作る事が目的の私は、シャボン玉ができないので、やってあげようかと提案します。

しかし娘の反応は「ノー」

 

 

ここで、私は、娘の目的が私の目的が違うことを理解します。

娘の目的は何だと思いますか?

 

 

娘の目的「シャボン玉を作る時のお母さんがやる【ふー】の真似をする」

シャボン玉は出来ても出来なくてもいいんです。

とにかく、容器を自分で持って、「ふー」ってしたいんです。

 

 

 

ここで、親が自分の目的を達成するために、子どもを助けようとしたり、子どもの遊びに入っていくとどうなると思いますか?

 

 

子どもはもちろん、「イヤー」となります。

でも親は自分の目的を達成するのに必死。

あの手この手を使って子どもを納得させようとしますが、

子どもは「イヤー」となるのです。

 

 

これが、いわゆる 「イヤイヤ期」

 

 

イヤイヤ期が始まる。

これって、実は、親が始めていることが多いのです。

 

 

 

子どもの目的と親の目的は違う。

これを頭に入れておくだけで、親はすっと身を引くことができる。

つまり、見守ることができる。

子どもの「好き」をサポートすることができる。

 

するとね、子どものことをもっと、理解できるようになります。

子どもとの「今」が今まで以上に愛おしいものになります。

 

  • 滑り台、滑ってほしいのに子どもは登る。
  • 積み木で何か作ってほしいのに、積み木を投げる。

 

一見、子どもが「ちゃんと遊べない」

そのように受け取られることがある例えです。

でも実は、親の目的と子どもの目的にズレがあるだけなんですね。

 

子どもを観察する前に必要な意識

子どもと心が通じ合うコミュニケーションを取る上で、重要なポイントです。

 

ママたちのイライラポイントは、この「目的の違い」が原因のことが多々あります。

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