頑張って作った夕食
子どもの為を思って用意した新鮮なお野菜
朝早く起きて用意したお弁当
子どもがスクスク丈夫に育ちますように
そんな想いを込めて、日々お料理しているママ
そんな頑張りとは裏腹に
「食べて欲しい」
「完食して欲しい」
そんな想いの逆を行く我が子に頭を抱えていませんか?
「食べる」に関する悩み
- ご飯を残す
- 野菜を食べない
- おやつしか食べない
「食事のマナー」に関する悩み
- お箸が使えない
- 椅子からすぐ立つ
- 歩きながら食べる
日々、「子どもと食事」に頭を抱えているママはとても多いんです。
だから、あなたは一人じゃない!
先日は、「食べてくれない」悩み解決の第一歩」のヒントをお伝えする記事を書かせていただきました。
いかがでしたか?
そうは言っても、上記の悩みは尽きないんです。
でも、それはなぜだろう?
考えたことありますか?
なぜ親は食事に関することで、子どもに振り回されてしまうのか。
食事は子どもにとって、コミュニケーションの道具
子どもは、
- 「食事」という場を使って
- 「食べ物」という物を使って
親のリーダーシップの力を試します。
食事中、歩きだしたら、ママはどうするだろう?
「食べたくない」と言って泣けば、お菓子もらえるかな。
食べ物を落として、反応をみてみよう。
子どもは「食」を道具にして、自分の行動や言動がどう周りの人を動かすのか、試しているんですね。
つまり、子どもは食事をコミュニケーションの道具として使っているんです。
先日の記事の大切なポイント覚えていますか?
「子ども自身が自分の体のことを一番よく知っている。」
これを認めることができず、食事に関して、親が子どもをコントロールすると、どうなるか。
実は、子どもは「食事」を使って逆に親をコントロールしようとする傾向にあります。
「子どもと食事」に感情移入をしない
ご飯を残したり、ご飯を投げる理由
ママの努力を水の泡にしたいから、ではありません。
お菓子ばかり要求する理由
ママの一生懸命作ったご飯が食べたくないから、ではありません。
これらの言動は、
「ママ、食事のマナーを私に教えてね。」のサイン
「ママ、椅子に座って食べなきゃいけないのは、本当は分かっているよ。やり方を教えてね。」のサイン
だから、
「こんなに努力したのに」
「こんなに苦労して作ったのに」
などと感情移入をしない方がいいのかもしれない。
そして、全部食べてくれるだろうなどと、期待もしない方がいいのかもしれない。
「子どもと食事」親ができること
では、食事中に子どもと心が通じ合うコミュニケーションを取るには?
- 子どもの体は子ども自身がコントロールできると信じてあげること。
- 基本的な家でのマナーを明確にすること。
- 子どもにコントロールを任せること。
ちょっと待って!
食事のマナーを教えているのに、マナーを守ってくれないんです。
そんな想いのママ!
次回は、「家での食事のマナーを明確にし、子どもをサポートする方法」についてお伝えしますね。
お楽しみに!
0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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