とにかく「無駄」なことをしよう 創造性はそこからやってくる

レッジョエミリア アプローチという

教育概念に出会ってから

私の「幼児教育」に対する考えと感覚が

ガラリと変わりました。

 

クリエイティビティ 創造性

とにかく主体とし、子どもたちの

本当の声や本物のアイディア、

Authentic ありのままの概念を探っていくうちに、

私の創造性までもが磨かれる、そんな経験をしています。

 

2歳児クラスで、サブウーファーを使って

音の視覚化を試みるプロジェクトをしたり

(参考にしたMartin Klimasというアーティスト)

 

音と物語を融合し、サウンドストーリーを

子どもたちとレコーディングの機械を使って

作ったり

 

 

3歳児クラスで、建築物とそのアイデンティティについて

追求をし、さらには、自分たちが本当に通れる

大きな橋を電動ドリルを使って作ったり

(上記の写真がモデルの橋を作りました)

 

また、3歳児クラスで

動きとそのプロセスというテーマで

Chronophotography (クロノフォトグラフィー)という

技術に出会い

子どもたちと体を使って、写真を作ったり

 

私が、幼稚園は然り、小・中・高校でも

やってこなかったような方法で、

子どもたちと「世界について探求してきました。

 

 

そして、2歳でも、3歳でも、

高校生並みのプロジェクトは可能で、

2歳でも、3歳でも、

すごい量の知識と、経験を持っている

そして、子どもたちはそれを

表現する力を持っていることを体感しています。

 

 

ようは、大人がその可能性を

信じるか、信じないかだけであり、

そして、サポートできるかできないか。

自分の器の大きさが、どーんと試される

そんな感覚なのです。

 

 

かれこれ、8年間、このような

考えで、幼児教育と向き合ってきた私は、

本当に、自分の中の眠っている

元から持っていたけれど、これまで

出番がなかった、クリエイティブな、

創造性豊かな可能性が、まだまだあるんではないか

そう感じているのです。

 

 

そして、それがこれから発揮されるのを

ふつふつと待っている。

とも感じています。

 

 

先日、本田健さんの、Dr. Ken というポッドキャストを聴いていると

クリエイティビティについてお話しをされていました。

 

 

とにかく「無駄」だと思うことをやってみる。

お金と時間をかけて、やってみる。

 

 

そうすると、創造性、自分の中のクリエイティビティが

強化されたり、それに気づいたりする。

自分の中にあった余白に気づいて、

そこから道が開ける感覚かな。

 

 

子どもたちの創造性を、とにかく

引き出してあげる、そんなお手伝いに

没頭してきたここ数年。

 

 

私自身にも、この時間がもっと必要だ。

そう感じています。

今年は、これまで時間とお金をかけてこなかった

クリエイティブな活動に、どんどん手を出していこう。

そう決めました。

 

 

そして、自分の子どもにも

「無駄」(意味ある)な時間をたくさん使って欲しい。

 

 

「なんでそんなことするんだろう?」

そんな疑問を大人が持ったときこそ

子どもを放っておいて、温かく見守る

これを意識していこう、と思います。

 

 

あなたの中に眠っている創造性はどんなもの?

そして、あなたの子どもが持つ創造性は何だろう?

 

 

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
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