もうすぐ、日本に一時帰国します。
桜が楽しみ!と言いつつも、まだまだ寒いみたいですね。
年末は娘が風邪をひいてしまって、思う存分楽しめなかったので、今回こそは!
子連れ・赤ちゃん連れの旅行は大変?楽しく過ごすための心の準備
子ども・赤ちゃんを連れての旅行。
初めての電車旅。
初めての飛行機。
何もかもが初めてで、良い子にしていてくれるかな?
公共交通機関の中で、静かにしていてくれるかな?
色々な不安があるかと思います。
騒いだ時のために、大好きなおもちゃを。
じっと座って入れるように、お菓子を。
親は、どうにかして楽しく、無事に、人様に迷惑をかけずに目的地にたどり着けるように、念入りに持ち物の準備をすると思います。
子どもになった気分で想像してみよう!
ちょっと考えてみてください。
あなたより、2、3倍大きな大人が、さっとあなたを無言で抱っこする。
「さあ行くよ。」
車に大きな荷物を積んで、車に乗る。
着いた場所は、見た事もない、大きな場所。
人がたくさん。
カウンターに行きチェックイン。
大人はあれやこれや、手続きを済ませる。
「飛行機に乗るよ。静かにしててね。お利口にするんだよ。」
搭乗時間。またまた抱っこされて、飛行機へ。
言われるがままに、シートベルトをされ、席に着く。
ごーーーーという大きい音とともに、フワっと宙に浮く感じ。
耳が痛い。
どんな気持ちでしょうか?
行った事ない場所。
乗った事ない乗り物。
聞いたことない音。
不安ではないですか?
怖くないですか?
だけど、詳しい説明は一切なく、静かにしてやら、おとなしくしてなさいやら、なんで泣くのやら言われる。
旅行の際の心の準備の大切さ
生まれたての赤ちゃんでも、5歳の子どもでも、大人でも、心の準備が必要です。
どこへ行くのか。
何に乗るのか。
その乗り物の中では、どういう行動を取るべきなのか。
知る必要があります。
知っているから、行動に移せる。
知っているから、安心する。
知っているから、次に何が起きるのか予測できる。
子どもは、予測できる事に、とてもよく反応してくれます。
わかっている事に、対応してくれます。
だから、なんでも、習慣化すると、楽なんですよね。
分かっているから。
では、普段の習慣とは違う、「旅行」という家族イベントがある場合。
どう、準備をしてあげればいいと思いますか?
出発前からできる事
実は、出発2週間、1週間前からの準備がとても大切。
- どこへ行く?
- 誰と?
- 何に乗って?
- どういうルートで?
子どもに、旅の予定を伝えてあげてください。
私と娘の初旅行は、娘が生後2ヶ月の時、日本へ一時帰国でした。
生後2ヶ月でも、子どもは理解する能力を持っています。
2週間ほど前から準備を始めました。
「あと2週間したら、飛行機に乗るよ。」
「空を飛ぶ乗り物で、日本に着くんだよ。」
日が近づくにつれて、
「お家を出て、空港にまず行くよ。」
「空港では、ベビーカーに乗るからね。」
「飛行機に乗ったら、お母さんの膝の上で、シートベルトを締めるよ。」
「離陸したら、バシネットで寝る時間。」
娘が見るもの、聞く音、しなくてはいけない行動。
伝えておきました。
特に事細かく伝えていた理由に、その時期,娘がなかなか家でお昼寝をしてくれなかったことがあります。
下ろすと泣いていたので、バシネットで寝てくれるのかさえ不安!
でもビックリ!
旅の当日は、すべての過程をクリアし、しかもバシネットで寝てくれた!
母、飛行機の中から夕焼けの写真を撮る余裕まで!
大きな旅行に限らず、普段のお出かけでも、「予定を伝える」ことは、子どもにとっては有難いこと。
そして、親が子どもにどういう行動をとってほしいのか、事前に伝えておくこともポイントです。
その時になって言われても、心の準備ができてなかったりしますよね。
でも事前に言われていれば、「そうだったな。」と思えるわけです。
子どもは立派な人間です。
ぜひ、そのことを頭において、旅行を思いっきり楽しんでください。
もちろん、持ち物も忘れずに!
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