先日、アンデルセンのりこさんによる親子で聴く幼児向け誕生学の講座をシンガポールで開催しました。
2−5歳くらいまでのお子さんを対象に、模型や絵、ビデオを使っての講座。
あなたの「いのち」
最初の大きさはどれくらい?

紙にほんの少し開けられた穴(点)くらいだったんだよ。
米粒くらいの大きさだったんだよ。
そんなお話から始まったこの講座。
- 赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、どうやって育ったの?
- 何ができたの?
- どんなことを練習してたの?
子ども達から、「えーーーーー!」なんていう声も飛び出した、なんとも素敵な空間。
赤ちゃんは、どこから生まれてくるの?
「おしりでしょー?」そんな回答も聞こえてきました。

誕生学の講座では、子どもと「いのちと性」のお話をする際に使える語彙を学ぶことができます。
赤ちゃんは「いのちの道」を通って出てくるんだよ。
男の子の体には「いのちの道」ってあるのかな?
そんな疑問についても一緒に考えながら。

お産のビデオを視聴しましたが、子ども達のビデオを見る熱い眼差しが印象的でした。
実際の出産の映像で、とてもリアルですが、だからこその感動がそこにはあります。
そして、赤ちゃんが生まれてくる過程には2種類ありますよ。
そんなことも、しっかり説明してくださいます。
いのちの道を通るのも
いのちの窓を開けて生まれるのも
あなたが決断したことなんですよ。
どちらが良い。
どちらが悪い。
そんなことは、全くなくて。
あなた自身が一番良いと思った方法で生まれてきた。

赤ちゃんが生まれてくるプロセスを最初から順に説明していくことで、この誕生学が子ども達に伝えたいこと。
それは、「あなたが生まれてきてくれただけで幸せ♡」
いのちのお話を聴くことで、子どもが自分を大切に想う気持ち。
子どもが他人を大切に想う気持ち。
愛されているなという感情を育む。
子どもの自己肯定感を育てるためには、とっても大切なお話。
今回、4ヶ月から5歳までの、幅広い年齢のお子さん達に参加してもらいました。
どの年齢の子どもでも、その子なりの解釈、受け取り方をしていることが、とても印象的。
みんながお家に帰って、どんなお話を家族でしたのかな。
ほっこりする気持ちになる。
ママもパパも、我が子が生まれてきてくれた時の感動を思い出す。
みなさんに是非、受けて欲しい講座です。
我が家では、娘に夜寝る前に、今日誕生学で、こんなお話をしたよね。
という感じで、一緒に振り返りをしました。
とても大きく、「うんうん」と頷く娘がとても愛おしかったです。
今回の講座を担当していただいた、のりこさん。

0−6歳の子どもとの毎日を心地よく過ごすヒントが盛り沢山。
海外幼児教育現場で培ってきた経験、
我が子との関わりを含めて、
具体的例を混えながらお伝えしています。
サービス先行案内もこちらからお届けします。